「若狭・越前・北近江の
山城と石山城、考察」
令和元年度から始まった石山城跡の発掘調査は、城の中心となる主郭を始め、主郭周辺の郭や堀切などの調査を行い、令和5年度をもって終了となります。平成の調査では礎石建物跡が確認されましたが、令和の調査でも主郭を始めとする各郭で礎石が確認され、国衆クラスの山城でも山上居住の可能性が考えられるなど、大きな成果が得られました。
本講座では、若狭・越前・北近江における発掘調査が行われた中世山城ををとおして、石山城跡の遺構とその機能、他の山城との相違点や関係性を考古学の視点から考察します。
【講 師】
赤澤 徳明 氏(前福井県教育庁埋蔵文化財調査センター所長)
松川 雅弘 氏(元小浜市教育委員会)
大野 康弘 氏(若狭国吉城歴史資料館館長)
石田 雄士 氏(米原市教育委員会生涯学習課主任)
川嶋 清人 氏(おおい町立郷土史料館主査)
【開催日時】 令和5年9月2日(土) 13:30~
【開催場所】 イベントホール悠久館
おおい町総合運動公園内
(おおい町成和2-1-1)
【入 場 料】 無 料
【定 員】 100名
(申込不要ですが先着順となります)