おおい町の概要
おおい町は、福井県の南西部に位置し、西は高浜町、京都府綾部市、南は京都府南丹市、東は小浜市、滋賀県高島市に接し、面積は212kmで、そのほとんどを中山間地が占めています。町域の90%以上を山林が占めますが、北は若狭湾に面し、その海岸線は典型的なリアス式海岸を形成し、一帯は国定公園に指定されており、若狭湾に突き出るように大島半島が青戸の入江を挟み北に位置しています。河川は、京都府との県境を水源とする佐分利川水系(大飯地域)と南川水系(名田庄地域)が平野の中央を貫くように西から東へ向かって流れ、小浜湾に注いでいます。山地は、西側の京都府との県境に頭巾山(標高871m)、南側に八ケ峰(標高800m)、東側の京都府・滋賀県との県境に三国岳(標高776m)があり、大島半島には大山(標高478m)があります。北陸地方では緯度が最も低く、対馬暖流の影響もあり比較的温暖で、暖地性常緑広葉樹を主とした豊かな自然植生が広く分布しています。おおい町は、まばゆいばかりに輝く若狭湾や清流きらめく河川、南は京都へと続く山並みに囲まれ、豊かな自然に恵まれています。